The CITIZEN 30周年記念限定モデル
年差±5秒「光発電エコ・ドライブ」
和紙文字板限定モデル Iconic Nature
Collection

Features 01

「をかし」の美意識で、
日本の美しい情景を切り取る。

移ろいゆく自然の情景、その美しき一瞬を切り取り、文字板に凝縮したIconic Nature Collection。The CITIZEN誕生30周年の節目にふさわしいモデルであるために、日本人の根底に変わることなく息づく美意識と真摯に向き合い、その本質を探求しました。
そうして辿り着いたテーマが、日本の古典などに見られる「をかし」の美意識です。1000年以上前、当時の人たちは、日々の中で美しいと感じた風景や四季の移ろい、心動かされた出来事を「をかし」という言葉で表現しました。古来より自然と共生してきた日本人ならではのこの繊細な感覚にインスパイアを受け、デザイナーが捉え直した自然の情趣を、和紙と「にじみ」や「かすれ」の表現を用いることで文字板の中に描き出しています。
小径の38mmケースに華やかなデュラテクトサクラピンクを施したモデルは、「をかし」の美意識が美しいとした「春の明け方の情景」を新たに捉え直し、日の出前に現れる柔らかな雲をイメージ。空にも桜にも見える繊細な色彩が、春の気配を演出しています。

ジャパンブルーが印象的な藍染和紙を文字板に用いたモデルは、「夏の夜の情景」を表現するために、静謐な川をモチーフに。月明かりで揺れる穏やかな川の流れを描き、夏の気配を感じさせる文字板に仕上げました。また、川のほとりに飛び交う蛍の軌跡を描くべく、秒針はゴールドカラーを採用しています。

針やケース、インデックスのゴールドカラーがひときわ目を惹く黒文字板モデルは、「秋の夕暮れの情景」を象徴的に表現するために、沈みゆく夕陽によって山の端が煌めく神々しい瞬間をモチーフに。秋の夕暮れ時の強いコントラストを落ち着いたゴールドカラーが特徴的なデュラテクトアンバーイエローで表現し、夕陽の煌めきを印象的に感じさせる文字板に仕上げています。

繊細なグレーの陰影が美しいモデルは、「冬の早朝の情景」がテーマ。徐々に夜が明けていく神秘的なひとときをイメージし、朝日に照らされ美しく輝く早朝の雪景色を表現しています。また、冬の厳しい寒さをしのぐ手段として重宝されてきた、「炭」に見立てたグレーの秒針も見どころの一つです。