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防水性能について

時計には様々な防水性能があります。お手持ちの時計の防水性能に合わせた環境でお使いいただくことで長くご使用していただくことができます。

防水性能の確認方法

お手持ちの時計の防水性能を確認するためには、文字板や裏ぶたの防水性能表示をご覧ください。
* デザイン上、これらの表示をしていない時計もあります。

防水性能表示の例

文字板
文字板
裏ぶた
裏ぶた

防水性能の種類

各防水性能でご使用いただけるシーンについては下記一覧と説明をご覧ください。

分類 名称 仕様 シーン
シーン1 シーン2 シーン3 シーン4 シーン5
防水時計 日常生活用防水 3気圧防水 × × × ×
日常生活用強化防水 5気圧防水 × × ×
10気圧防水 × ×
20気圧防水 × ×
30気圧防水 × ×
ダイバーズ
ウオッチ
潜水用防水 200m防水 ×
300m防水 ×
飽和潜水用防水 300m防水
800m防水
1000m防水
非防水時計 非防水 非防水 × × × × ×
  • *ダイバーズウオッチに分類される商品はISO6425規格に適合しています。
  • * 1barは1気圧、水深約10mに相当します。
  • *防水性能にかかわらず以下の条件で使用した場合、本来の性能を発揮できず故障の原因になりますので避けてください。
  • ・水中でのりゅうずやボタンの操作
  • ・水分のついたままでりゅうずやボタンの操作
  • ・水や海水、汗、汚れなどが付着したままにしておく
  • ・水道水を蛇口から直接時計にかける
  • ・温水や温泉に浸けたり、サウナでの使用
  • ・ねじロックりゅうずのロックをしないままでの使用

防水時計

日常生活用防水

仕様 表示
3気圧防水 WATER RESIST
防水性能と説明
日常生活での汗や、洗顔のときの水滴、雨などに耐えられますが、水圧の変化が激しい条件下では使用できません。

日常生活用強化防水

仕様 表示
5気圧防水

WATER RESIST 5bar
W.R. 5BAR
WR 50 (m表記)

防水性能と説明
水に触れる機会の多い水仕事・一般水泳などでお使いいただけます。但し、素潜りには使用できません。
仕様 表示
10気圧防水

WATER RESIST 10bar
W.R. 10BAR
WR 100 (m表記)

20気圧防水

WATER RESIST 20bar
W.R. 20BAR
WR 200 (m表記)

30気圧防水

WATER RESIST 30bar
W.R. 30BAR
WR 30 (気圧表記)
WR 300 (m表記)

防水性能と説明
水に触れる機会の多い水仕事(漁業、農業、洗車、食堂など)や素潜り・マリンスポーツ(水泳、ヨット、つり など)などでお使いいただけます。

ダイバーズウオッチ

潜水用防水

仕様 表示
200m防水

DIVER'S WATCH 200m
WATER RESIST 200m
AIR DIVER'S 200m

300m防水

DIVER'S WATCH 300m
WATER RESIST 300m
AIR DIVER'S 300m

防水性能と説明
表示の水深までの耐圧性と長時間水中使用に耐える防水性を備えています。スキンダイビング、スクーバダイビングなどにお使いいただけます。

飽和潜水用防水

仕様 表示
300m防水

DIVER'S WATCH 300m FOR
SATURATION DIVING

PROFESSIONAL DIVER'S 300m

He-GAS DIVER'S 300

800m防水

DIVER'S WATCH 800m FOR
SATURATION DIVING

PROFESSIONAL DIVER'S 800m

He-GAS DIVER'S 800

1000m防水

DIVER'S WATCH 1000m FOR
SATURATION DIVING

DIVER'S WATCH 1000mFOR
MIXED-GAS DIVING

PROFESSIONAL DIVER'S 1000m

He-GAS DIVER'S 1000

防水性能と説明
表示の水深までの耐圧性とヘリウムガス排気バルブなど飽和潜水用の対策構造を備えています。スキンダイビング、スクーバダイビング、飽和潜水にお使いいただけます。

非防水時計

非防水

仕様 表示
非防水 表示なし
防水性能と説明
水に触れないでください。

防水時計のメンテナンス

防水時計では防水パッキンという柔らかい素材の部品を使用しています。
長時間の使用により、汗や水分の影響を受け、弾力性が低下したり、
もろくなると防水性能が低下することがあります。
また、ガラスのキズやカケ、部品のゆがみなどで防水性能が低下することがあります。

防水性能を維持するためには適切に時計を使用するだけでなく、2~3年に一度の定期的な点検にあわせて防水パッキンの交換をお勧めいたします。
※定期的な点検は有償で承っております。

時計内部に水が入ってしまったら

時計内部に水が入った場合、または入ってしまった可能性がある場合はそのままご使用にならず、ただちに修理をご依頼ください。
浸水していた場合、内部の機械や電子部品、文字板などを破損する原因となります。